桑とメシマコブの共存
桑の木に寄生するメシマコブは日本原産です。桑の本来持つ栄養を吸収する事で成長する為、養蚕業が盛んであった明治時代の頃にはカイコを育てる養蚕農家の手により駆除されていました。メシマコブが寄生した桑の木は、その栄養素を根こそぎ吸い取られて枯れてしまうからです。メシマコブの効能についてまだ知られていない頃の事です。又、時代が流れ、養蚕業が衰退していくにつれて、桑の木も減少し続けていき、桑の木そのものの本数が減るにつれて更にメシマコブの成育は困難になっていきました。今は天然のメシマコブが自生する環境は日本国内には殆ど残されていません。現在、天然のメシマコブは東南アジアや中央アジアなどの未だ未開のジャングルが多く残されているような地域で採取されている物が殆どです。ラオス産のメシマコブなどは品質の安定した高級品として希少価値があると言われています。
